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Samsungが中国家電市場を縮小へ 背景にある“スマホ時代後”の競争構造の変化 (2/3)
Samsungにとって厳しかったのは、価格競争だけではない。
「高価格でもSamsungを選ぶ理由」が以前ほど強くなくなったことだ。
中国メーカーは品質を上げながら価格を抑えた。
さらに中国国内では、地元ブランドへの信頼感も高まっている。
これは日本メーカーが過去に経験した流れとも似ている。
Samsungはすでに組織改革を始めている
今回の販売停止報道とほぼ同じ時期に、Samsungはテレビ事業トップの交代を発表した。
Visual Display部門の責任者を2年以上ぶりに変更し、Google出身でグローバルマーケティング責任者だったLee Won-jin氏を新たに起用している。
Samsungは通常、年末に大規模人事を行う。
それにもかかわらず、このタイミングでテレビ部門トップを交代させた点はかなり異例だった。
Reutersは、Samsung内部でも市場競争の激化に対応する必要性が高まっていると伝えている。
つまり今回の動きは、中国市場だけの問題ではない。
テレビ事業全体の再設計に近い。
Samsungは“中国生産”まで止めるわけではない
ここは重要なポイントだ。
Samsungは販売縮小を進めても、中国での製造拠点まで完全撤退するわけではないと報じられている。
中国工場は、今後も海外向け供給拠点として活用される可能性が高い。
つまりSamsungは、「中国で売る」ことと「中国で作る」ことを分けて考え始めている。