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健康診断のデジタル化で何が変わるか SmartHRやマイナポータルで見える受診行動

執筆:注目トピック編集部1/2ページ

健康診断のデジタル化で何が変わるか SmartHRやマイナポータルで見える受診行動

健診の入口は、封筒からスマホへ移り始めた

会社の健康診断といえば、紙の案内を受け取り、空いている日を探し、当日は問診票に手書きで記入する。

結果は後日、封筒で届く。

長く見慣れた流れだが、最近はこの入口部分が少しずつ変わっている。

SmartHRのような人事労務サービス、JMDCのPep Upのような健康管理サービス、マイナポータルで確認できる健康情報など、働く人が自分の健康データに触れる場面は増えている。

東京・丸の内のようなオフィス街の健診クリニックでも、予約確認や事前問診をスマートフォンで済ませる案内を見かけるようになった。

LINEなどでリマインドが届けば、受診日をうっかり忘れるリスクも意識しやすい。

生活者の検索語も、かなり具体的だ。

健康診断の結果の見方、再検査は何科か、予約変更はどこからできるのか。

制度そのものより、明日の予定をどう動かすか、結果表の言葉をどう受け止めるかに関心が向いている。

健診のデジタル化は、その実務的な困りごとの近くで進んでいる。

予約は楽になる。それでも不安は残る

企業側にとって、職場健診は地味に手間のかかる業務だ。

対象者への案内、日程調整、受診状況の確認、未受診者への連絡。

人事部門や総務部門が毎年対応する作業でもある。

従業員情報を扱うサービスが社内に浸透すると、健診に関する通知や確認も、メール、社内チャット、ポータル画面に集めやすくなる。

従業員にとっては、どこを見ればよいかが分かるだけでも負担は下がる。

紙の問診票を持ち歩かなくてよい。

予約変更の連絡先を探さずに済む。

結果をウェブで確認できる。

どれも小さな変化だが、忙しい会社員には効いてくる。

一方で、健診を実施するのは医療機関であり、扱われるのは健康に関する個人情報だ。

便利さが前に出すぎると、会社はどこまで結果を見られるのか、誰に共有されるのかという不安も生まれる。

画面の使いやすさだけでなく、情報の扱いを本人が理解できる説明が欠かせない。

結果をしまい込ませない設計へ

デジタル化の意味が出やすいのは、健診を受けた後だ。

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